大学入学共通テスト(国語) 過去問
令和7年度(2025年度)追・再試験
問20 (第3問(実用的な文章) 問1)
問題文
Lさんは【構成案】の本論1に関連して、【資料Ⅰ】と【資料Ⅱ】の調査結果からわかることや考察できることをそれぞれ整理することにした。その組合せとして最も適当なものを、後の選択肢のうちから一つ選べ。
(ア) 【資料Ⅰ】――スマホやタブレットで電子書籍を読んだことのある生徒の割合と、そのうちどれだけの割合の生徒が表2の各種の本を電子書籍で読んだと回答したかということがわかる。
(イ) 【資料Ⅰ】――スマホやタブレットで電子書籍を読んだことのある生徒の割合と、その生徒たちが表2の本のうち電子書籍でどのようなものを最もよく読むと回答したかの割合がわかる。
(ウ) 【資料Ⅱ】――日常的に本を読む媒体として、各国の生徒が紙とデジタル機器をどのように使いわけているかということについて、および、そのような読書習慣と読解力の関係について考察できる。
(エ) 【資料Ⅱ】――日常的に本を読む媒体として、紙とデジタル機器のどちらをより多く利用する生徒が各国でどれだけいるかについて、および、そのような読書習慣と読解力の関係について考察できる。
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問題
大学入学共通テスト(国語)試験 令和7年度(2025年度)追・再試験 問20(第3問(実用的な文章) 問1) (訂正依頼・報告はこちら)
Lさんは【構成案】の本論1に関連して、【資料Ⅰ】と【資料Ⅱ】の調査結果からわかることや考察できることをそれぞれ整理することにした。その組合せとして最も適当なものを、後の選択肢のうちから一つ選べ。
(ア) 【資料Ⅰ】――スマホやタブレットで電子書籍を読んだことのある生徒の割合と、そのうちどれだけの割合の生徒が表2の各種の本を電子書籍で読んだと回答したかということがわかる。
(イ) 【資料Ⅰ】――スマホやタブレットで電子書籍を読んだことのある生徒の割合と、その生徒たちが表2の本のうち電子書籍でどのようなものを最もよく読むと回答したかの割合がわかる。
(ウ) 【資料Ⅱ】――日常的に本を読む媒体として、各国の生徒が紙とデジタル機器をどのように使いわけているかということについて、および、そのような読書習慣と読解力の関係について考察できる。
(エ) 【資料Ⅱ】――日常的に本を読む媒体として、紙とデジタル機器のどちらをより多く利用する生徒が各国でどれだけいるかについて、および、そのような読書習慣と読解力の関係について考察できる。
- 【資料Ⅰ】(ア) 【資料Ⅱ】(ウ)
- 【資料Ⅰ】(ア) 【資料Ⅱ】(エ)
- 【資料Ⅰ】(イ) 【資料Ⅱ】(ウ)
- 【資料Ⅰ】(イ) 【資料Ⅱ】(エ)
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この過去問の解説 (1件)
01
【資料Ⅰ】と【資料Ⅱ】の内容を正しく理解できているかを問う問題です。
(ア)~(エ)のうち誤った解釈を含む文を除外することで、消去法で正解を絞り込んでいきます。
(ア)…(イ)が誤りと判断されるので、【資料Ⅰ】の説明は(ア)が正解となります。
(イ)…表2の注記に複数回答可と書かれていることから、「どのようなものを最もよく読むと回答したか」という説明は誤りです。※「最もよく読む本」と限定するのであれば、複数回答不可になるはずです。
(ウ)…「どのように使いわけているか」に関する統計は示されていないため、誤りです。※使い分け方を示すのであれば、「○○な時は紙の書籍、△△な時は電子書籍」と場合分けした回答が記載されているはずです。
(エ)…(ウ)が誤りと判断されるので、【資料Ⅱ】の説明は(エ)が正解となります。
(ア)~(エ)の各説明を細部まで注意深く読みましょう。
流し読みしただけでは気付かない部分もあるので、資料内の表と見比べて、「最もよく読む」「どのように使いわけているか」などの、ちょっとした言い回しの矛盾に気付けるかがポイントです。
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