大学入学共通テスト(国語) 過去問
令和7年度(2025年度)追・再試験
問21 (第3問(実用的な文章) 問2(1))
問題文
Lさんは、【構成案】の本論2として書く内容を【資料Ⅲ】をもとに検討している。このことについて、後の問いに答えよ。
Lさんは、国会図書館にデジタルの資料がどれだけあって、どのように利用できるかについて、【資料Ⅲ】に書いてあることを図にまとめることにした。図の内容として最も適当なものを、次のうちから一つ選べ。
このページは閲覧用ページです。
履歴を残すには、 「新しく出題する(ここをクリック)」 をご利用ください。
問題
大学入学共通テスト(国語)試験 令和7年度(2025年度)追・再試験 問21(第3問(実用的な文章) 問2(1)) (訂正依頼・報告はこちら)
Lさんは、【構成案】の本論2として書く内容を【資料Ⅲ】をもとに検討している。このことについて、後の問いに答えよ。
Lさんは、国会図書館にデジタルの資料がどれだけあって、どのように利用できるかについて、【資料Ⅲ】に書いてあることを図にまとめることにした。図の内容として最も適当なものを、次のうちから一つ選べ。
正解!素晴らしいです
残念...
この過去問の解説 (3件)
01
文章で書かれた資料の情報を図にまとめる問題です。「国会図書館にデジタルの資料がどれだけあって、どのように利用できるかについて」をまとめます。そのため【資料Ⅲ】の文面で、この内容が書かれている「特に力を入れているのが…」以降の内容に注目しましょう。また選択肢を見ると、【資料Ⅲ】で「60万点」「184万点」「112万点」と説明された三つの情報の分類の仕方、解釈に違いがありますので、その点に注目し【資料Ⅲ】を読解しましょう。
これが最も適当です。
【資料Ⅲ】で、「特に力を入れているのがインターネットの資料提供だ」以降、「インターネットの資料提供」の具体的な例が挙げられています。
「制限なし60万点」「利用者登録が必要184万点」「館内のみ閲覧可能112万点」の情報は、いずれも「インターネットの資料提供」の例として出された内容ですので、「デジタルの資料」と区分することができます。
また、【資料Ⅲ】の「昨年から個人のパソコンやスマホで読めるようになり」は、「制限なし60万点」「利用者登録が必要184万点」にかかる説明で、この2つを「インターネットで閲覧可能」と区分するのも適切です。
不適当です。
【資料Ⅲ】で「館内のみ閲覧可能な資料も112万点ある」と説明されているものを「紙の資料」と解釈している点が不適です。
ここまでの文脈では、「デジタルシフト」が「策定」されて以降の話がされており、そのデジタル資料の中で「インターネットの資料提供」と「館内のみ閲覧可能」なものがある、と説明する文脈ですので、館内のみ閲覧可能な資料も、インターネット以外のデジタル資料の一つである、と考えるのが自然です。
不適当です。
「利用者登録が必要」な「184万点」を、「館内のみ閲覧可能」と解釈している点が不適です。
【資料Ⅲ】の「昨年から個人のパソコンやスマホで読めるようになり」が、「制限なし60万点」「利用者登録が必要184万点」にかかる説明ですので、「館内のみ閲覧可能」とするのは不適です。【資料Ⅲ】に「館内のみ閲覧可能な資料も112万点ある」と記述される通り、館内のみ閲覧可能な資料は112万点のもののみです。
不適当です。
【資料Ⅲ】で「館内のみ閲覧可能な資料も112万点ある」と説明されているものを「紙の資料」と解釈している点が不適です。
ここまでの文脈では、「デジタルシフト」が「策定」されて以降の話がされており、そのデジタル資料の中で「インターネットの資料提供」と「館内のみ閲覧可能」なものがある、と説明する文脈ですので、館内のみ閲覧可能な資料も、インターネット以外のデジタル資料の一つである、と考えるのが自然です。
また184万点の資料を「館内で」閲覧可能と限定して捉えているのも誤りです。
大きな分類から小さな分類へ、関係性を整理して理解できているか問われています。文章で説明される内容を構造的に捉える力は、論理的思考力にも通じますので意識できると良いでしょう。
参考になった数0
この解説の修正を提案する
02
文章を正確に表やグラフといった資料に書き換えられるかを問う問題です。
選択肢に目を通すと、
①デジタル媒体と紙媒体
②インターネットと館内のみ
③利用登録の有無
の順に分類されていることがわかるため、【資料III】もその順に注目しながら読みましょう。
正解の選択肢は、
①デジタル媒体のみ
②館内のみは112万点、それ以外はインターネット
③制限なしは60万点、利用登録ありが184万点
の区分を満たすものとなります。
それでは各選択肢を見ていきましょう。
適当であり、この選択肢が正答となります。
解説冒頭で述べた3点を満たしています。
不適当です。
【資料III】はデジタルシフトについての新聞記事であり、どれだけの本や資料がデジタル化されているかについて書かれています。
紙媒体の点数には一切触れていないため、誤りとなります。
不適当です。
解説冒頭での②の区分が間違っています。
不適当です。
紙媒体の話はしていないため、誤りとなります。
前問で表→文章の変換能力を試し、本問で表←文章の変換能力を試しています。
・選択肢のうち、他の選択肢とどこが異なるのか
・文章と表とに食い違いはないか
上記2点に気をつけて、しっかりと確認しましょう。
参考になった数0
この解説の修正を提案する
03
文章で書かれていることを正しく整理できるかが問われる問題です。
新聞記事のデータベースの第3段落を追いながら、自分で図を作成してみると考えやすくなります。
記事のタイトルから、本文の主旨は「国会図書館が提供するデジタル資料について」であると分かるため、図示すると、まず「デジタルの資料」が全ての項目をカバーする大枠となります。
その大枠の中に、
①インターネットで読めるデジタル資料…「制限なしに誰でも」「利用者登録が必要」の2パターンあり
②館内でのみ閲覧可能なデジタル資料
――の2種類が属している構造になっています。
本文の主旨を正しく図にまとめているのはこの選択肢です。
文章の内容を図として整理しながら読んだり人に伝えたりするスキルは大学入学後や社会に出てからも必ず役に立つものですので、この機会にぜひ身に付けましょう。
参考になった数0
この解説の修正を提案する
前の問題(問20)へ
令和7年度(2025年度)追・再試験 問題一覧
次の問題(問22)へ